インフルエンザウイルスやノロウイルス、ヘルペスウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど、感染症を引き起こすウイルスには様々な種類のものがありますが、今いちばん恐れるべきウイルスといえば新型コロナウイルスです。小規模な感染症被害はよくある話ですが、これほどまでの大規模なパンデミックに人類が脅かされるというのは稀なことで世界中がパニックに陥っています。
喉の痛みや咳や鼻水や発熱や倦怠感や味覚障害などの軽症で済むケースもあれば、重症化して呼吸が苦しくなり肺炎に発展するケースもあります。血栓症になり脳梗塞や心筋梗塞などの疾患を引き起こすという事例も報告されており、正体がよくわからないウイルスの研究と早期のワクチン開発と治療薬開発が待たれます。そんな中、新型コロナウイルスは男性の方が重症化する危険性が高いということがわかっています。男性が重症化しやすい理由として考えられているのが、女性とのライフスタイルや生活習慣や健康管理法の違いです。
重症化リスクにつながる男性の日常生活における特徴としては、喫煙により肺の機能が弱まっており肺炎を引き起こしやすい、食事における糖質や脂質や塩分の過剰摂取で血糖値や中性脂肪値や血圧が高い、運動不足や加齢による代謝の低下で肥満体になりメタボリックシンドロームや糖尿病や高脂血症や脂肪肝や高尿酸血症などの生活習慣病を患っている、食事をする前やトイレに入った後や帰宅時にハンドソープで手を洗うという習慣が根付いていない、健康管理や衛生管理に対する意識が低いなどがあります。
タバコで肺の機能が弱まっていれば肺炎のリスクが高まりますし、血糖値や中性脂肪値が高めで血管がボロボロだと血栓が出来やすくなります。新型コロナウイルスの感染リスクと重症化リスクを低減させるためには、生活習慣の見直しが必要です。日常生活において意識すべきこととしては、味の濃い食べ物や油っこい食事や炭水化物や甘いものを控えて糖質制限や脂質制限や塩分制限を意識する、適度な運動を習慣化させたりこまめに水分補給をしたりして代謝を高めて血液がドロドロにならないようにする、食事の質にこだわってビタミンやミネラルや食物繊維やタンパク質をバランスよく摂る、手洗いうがいを徹底したり年に一度は定期検診や人間ドックを受けたりして健康や衛生に対する意識を高める、禁煙や禁酒に努めるなどがあります。意識を変えることが、新型コロナウイルスに負けない健康な体づくりへの第一歩です。