アレルゲン物質やストレスや疲労や寝不足や不規則な生活リズムや環境の変化やホルモンバランスの乱れや不衛生な寝具など、男性ニキビが出来てしまう原因は数多くありますが、私の場合は皮脂の過剰分泌が原因であると自覚しています。額や鼻先や小鼻など脂っぽくなりがちなTゾーンに集中して出来ているので、乾燥が原因でUゾーンに出来る大人ニキビとは真逆だなという印象です。

皮脂が過剰に分泌されて肌が脂っぽくなってしまう原因を考えたときに真っ先に浮かんだのは、食生活の乱れによる栄養不足と不十分なスキンケアによる潤い不足でした。この2つの原因にアプローチできるケアを行うことがニキビ肌を治すための近道だなと思い、自分なりに色々と試みました。食生活の改善で意識したことは、脂質の代謝を促進させる働きがあるビタミンB群を食事とサプリで積極的に摂ることです。豚肉や鶏肉やレバーやカツオや鰻やマグロやバナナやブロッコリーやサツマイモやほうれん草や玄米やナッツや豆など、ビタミンB群が豊富な食べ物を意識的に食事メニューに取り入れて、足りないなと感じたときはサプリメントで補うという感じです。
ニキビを治すために始めたインナーケアですが、真っ先に実感したのは疲労回復効果でした。食生活の改善によって体のコンディションが良くなっていくのがわかり、それに伴い肌の調子も良くなり男性ニキビが出来にくくなりました。インナーケアと並行して行ったのが外側からのスキンケアで、皮脂が多い男性の肌に合うメンズスキンケアを使用するというのがポイントです。私が行ったスキンケア方法についてですが、毛穴に詰まった皮脂汚れが男性ニキビの原因となるアクネ菌の増殖につながるので洗顔は丁寧にこまめに行い肌を常に衛生的に保つ、水分保持力低下で肌が乾燥すると肌自身が潤いを補おうとして皮脂を分泌するので保湿ケアを徹底する、イオン導出美顔器やクレイパックやピーリングジェルやふき取りローションで洗顔では落としきれない汚れを一層する、アクネ菌を撃退することが出来る殺菌力に優れた薬用ローションを使用するなどがあります。
今までは化粧水と乳液だけで適当にスキンケアを終わらせていましたが、結果にこだわった本格的なスキンケアにシフトしたら肌がそれにきちんと応えてくれました。努力を怠らずに時間と手間をかけて丁寧にお手入れをするようになってからは、肌環境が健やかに改善されてニキビ以外の肌トラブルも解消されました。